「暮らしを彩るライフスタイルショップ」として知られる
ケユカ(KEYUCA)は、創業20周年を機にアパレル事業へと本格的な進出を果たした。
主なターゲットは30代後半から50代の女性。機能性とデザイン性の両立を追求した商品開発に注力しており、特に防汚撥水素材(ナノテックス加工)を採用したアイテムが好評を博している。
ケユカアパレルの最大の特徴は、単なるファッションブランドの枠を超え、暮らしのシーンそのものをデザインする存在として位置づけられている点にある。
ケユカは元々インテリアショップとしてスタートし、徐々に服飾雑貨も展開してきた。そんななか、創業20周年を機にアパレル事業を本格的に展開することを決断した。
その背景には、ブランドとしての新たな挑戦があったと吉賀さんは語る。
「暮らしの提案のなかで、衣服は外せないものだと考えていました。
ケユ カはずっと暮らしの課題を解決したいという想いで物作りをしてきましたが、その延長線上で、インテリアブランドからライフスタイルを提案するブランドへと生まれ変わろうという決断をしたのです」