お気に入りの食器 を使って食事を楽しむ。生地も着心地も気に入っている洋服を着て1日を過ごす。些細なことでも、好きなものが身近にあると、暮らしはぐっと彩られるものだ。
今回は、同社で広報を担当する馬居優子さんに、『北欧、暮らしの道具店』が誕生した経緯や、北欧のヴィンテージ食器の販売からオリジナルのアパレルブランドを展開するに至った背景などについて話を伺った。
自分自身が「心地よい」と思える暮らしを
「北欧、暮らしの道具店」が誕生した経緯を教えてください。
当社は、代表取締役社長の青木と、取締役副社長の佐藤(青木氏の妹)が起業したのですが、最初に立ち上げたビジネスはうまくいきませんでした。「最後の社員旅行として北欧にでも行こうか」という話になり、2人は北欧に行って。そこで、日常的に明かりを消して卓上でキャンドルを灯すなど、暮らしを楽しむ人々の姿を見たそうです。
そのときに、「この人たちは、どうしてこんなに心地よく暮らしているんだろう」と、2人は非常に感銘を受けました。私たちのミッションである「フィットする暮らし、つくろう。」つまりは、「他者からの目線ではなく、自分自身が心地よいと感じられる暮らしをしたい」という2人の思いと、その北欧の暮らしが合致したのかもしれません。