誰もが知っている「MAMMUT(マムート)」というブランドだが、いったいどこまで知っているだろう? マンモスマークのブランド、ヨーロッパのアウトドアブランド、登山ブランド、どれも正解だが、今回はMAMMUTというブランドの凄さを是非知ってもらいたい。今回はマムート・スポーツグループジャパン株式会社のマーケティング部アシスタントブランドマネージャー宇津木正太さんにお話しを伺った。 MAMMUTは1本のロープからはじまった
「1862年に創業者のカスパー・タナーは小さなスイスの村で農業用のロープの製造をやっていました。その農業用ロープが大変頑丈であった事から登山家の中で評判になり、登山の発展とともに、ロープを使うシーンが増えてゆき、評判が評判を呼んで、そこからクライミング用・登山用のロープブランドとして発生していきました。
そして現在のクライミングロープのルーツとなるツイストナイロンロープという物を作った先駆けというヒストリーがあります。当時、マムートザイルというロープの商品があり、それが好評だった為そのままブランドがMAMMUTになりました。ロープから評判になり、山岳用品に広がっていったという流れです。
日本でも1980年代、1990年代から登山をされているベテランの方はMAMMUTのロープをマンモスマークのロープなので『マンモスロープ』と呼んでくれる方がいらっしゃいます。
アウトドアブランドMAMMUTとしては1980年代に、アパレルとクライミング用品を作ったところからスタートし、ヨーロッパはロッククライミングが昔から盛んだったということもあって、その頑丈なロープのブランドが作っている洋服やギアであれば良いものだと言う信頼は得ていたと考えます」この記事は会員限定です。
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