SNSのめざましい発展により、インフルエンサーマーケティングやライブコマースなどが世界的に注目されている。そんななか女性向けメディア「MERY」がZ世代を中心とした取り組み「ライフクリエイター」を開始した。Z世代が重視する自分なりの「好き」や「推し」を持って自分らしく生きている人たちと、MERYの社内外のメンバーから構成された「MERYライフクリエイター」。現在はMERY公式Instagramから「好き」を発信していく取り組みを行っている。 今回は株式会社MERYの斉田さん、奥松さんにライフクリエイターの取り組みをはじめ、Z世代の「自分軸」の考えについて話を伺った。
PROFILE|プロフィール
斉田 裕之
株式会社MERY 執行役員CBO(チーフブランドオフィサー)
MERY Z世代研究所 所長
大阪大学文学部・大阪大学大学院臨床哲学研究室卒。文学修士。2007年博報堂入社。
MERYのブランディング業務に加えて、企業マーケティングのプランニング、クリエイティブソリューションを提供している。
PROFILE|プロフィール
奥松 彩夏
株式会社MERY MERY編集部チーフディレクター
デジタル広告代理店のアカウントプランナー、美容メディアの編集者を経て、MERY編集部にジョイン。MERYでは主にMERYの各種SNSを中心に担当。編集部内のコンテンツだけではなく、外部のインフルエンサーと共にコンテンツを共創するプロジェクトを立ち上げている。
MERY Z世代研究所
メディア「MERY」事業における記事や各SNSを始め、有料コミュニティ「MERY&」のメンバーなどのリアルなZ世代との接点からインサイトを抽出しクライアント企業さまやメディアに対して研究内容を発信し、企業マーケティングの課題解決に生かしている。
自分軸を重視するZ世代
まずは株式会社MERYで展開されている事業について教えてください。
斉田MERYではメディアを軸とし て、広告ビジネスとクライアントの課題解決をするブランド・プロデュース、個人向けのECと法人向けのグロースハック、コミュニティ・プロダクトを主な事業としています。今回のライフクリエイターの取り組みはブランド・プロデュース事業のソリューションのひとつとして展開していますね。
「MERY Z世代研究所」の運営を行っているんですよね。こちらはどのような取り組みになりますか。