成長の早い子供用の服 や靴は買い替え頻度も高く、昨今の環境問題に対する課題からも決してサステナブルとは言い難い。近年では子供の成長に合わせて靴も成長するシューズブランドも出てきているが、今回はイギリス発“成長する子供服”の「
PETIT PLI(プチプリ)」のファウン
ダー、ライアン・マリオ・ヤシンさんにインタビューを行った。 ファッション業界が抱える大量廃棄の問題やCO2削減へのソリューションとして誕生した「PETIT PLI」は新たなイノベーションを次々と起こし、さまざまな賞を獲得するなど、斬新なアイディアが受け入れられている。日本の折り紙から着想を得たという“成長する子供服”のメカニズムに迫る。
PROFILE|プロフィール
ライアン・マリオ・ヤシン(Ryan Mario Yasin)
ウエアの寿命を延ばすことが環境破壊を食い止める一手となる
まずは、PETIT PLIを創業したきっかけを教えてください。
2017年に「PETIT PLI」はファッション・繊維産業から生じる廃棄物やCO2を削減するためのソリューションとしてスタートしました。ファッション業界におけるイノベーションの必要性、持続可能性の必要性、高い倫理基準の必要性、そして若いユーザーであるリトルヒューマンズ(子供たち)に貢献するために作ったブランドです。