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未来の買い物をいま体験する
Apple Vision Proが可能にした「Spatial Commerce」開発の舞台裏【前編】

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※音声読み上げ機能はAI生成のため、
読み間違いが発生する場合があります。
2024年に始まった新たなショッピング体験の創造プロジェクト。その第二弾として、ファッションブランド「meanswhile」とタッグを組み、Apple社のApple Vision Pro上で、ユーザーが自由に服をスタイリングし、遠隔で接客まで受けられるという画期的なアプリケーションが開発された。
前例のない挑戦の裏側には、どのような困難と発見があったのか。企画・開発を担当したプロジェクトチームに詳しくお話を聞いた。
左から玉村 雄大、Pablo Trabajos、伴 潤、池上 夕貴
左から玉村 雄大、Pablo Trabajos、伴 潤、池上 夕貴
PROFILE|プロフィール
玉村 雄大(たまむら ゆうだい)

IT系メガベンチャーにてゲーム関連の映像制作や3DCG分野の業務に従事したあと、2020年に株式会社ZOZOテクノロジーズ(現:株式会社ZOZO NEXT)に入社。2023年5月より現職。XR/AI部にて主にデジタルファッション領域のプロジェクトを推進。

PROFILE|プロフィール
Pablo Trabajos(パブロ トラバホス)

ソフトウェアエンジニア。2022年に入社し、XRプロジェクトに従事。当プロジェクトでは、動画配信とリモートコントロールを活用したカスタマーサービス機能の開発、UX開発を担当。以前はウェブフロントエンドとiOSアプリの開発に従事。

PROFILE|プロフィール
伴 潤(ばん じゅん)

株式会社ZOZOにて、iOS領域に専門性をもつテックリードとしてZOZOTOWN iOSアプリの開発をリード。その後株式会社ZOZO NEXTのSkeuomorphic Engineeringチームにて、現実の質感をソフトウェア領域に持ち込むことを目指しつつ、visionOSアプリの開発に従事。

PROFILE|プロフィール
池上 夕貴(いけがみ ゆうき)

アパレルブランドにて企画やパタンナーを経験後、2020年に株式会社ZOZOテクノロジーズ(現:株式会社ZOZO NEXT)に入社。XR/AI部にてデジタルファッションやXR領域を扱うプロジェクトのPMや3Dデータ制作を担当。

きっかけは前回の成功体験。さらなる体験拡張へ

まず、今回のプロジェクトが始動した経緯について教えてください。
玉村 この取り組みの第一弾は、2024年6月に始動しました。同年11月にはファッションブランドのANREALAGEとともに、未来のショッピング体験としてVision Proアプリを開発し、一般のお客様向けに、同ブランドの新作コレクションの受注イベントという形で体験していただきました。そこで得られたポジティブな反応を通じて、Spatial Commerce(空間コマース)という領域に新たな可能性を見いだすことができました。
前回は一つの商品を3Dでじっくり見る体験が中心でしたが、今回はその第二弾として、そこから一歩進み、新たな機能を加えることで体験を拡張しよう、というのがプロジェクト開始の経緯です。
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