OPEN OBJECTは、上海を拠点に陶器のデザインを手掛けている。对(duì)シリーズの花瓶は、わたしが所有する下方に丸みのあるものと、上方が丸いもの、名前の通り対になるデザインで構成されている。どこかで見てから憧れていたブランドだったが、出産祝いとして、当時上海を拠点としていたコダマシーンの2人が贈ってくれた。幾何学的な数理模型のような純粋さが気に入っている。どんな花でも似合うので、いつもダイニングに置いてある。
鹿児島睦さんのキツネのオブジェは、我が家にやってきたばかりだ。2024年1月まで立川のPLAY! MUSEUMで開催中の「鹿児島睦 まいにち」展で一目惚れして、ミュージアムショップで購入した。「En Liten V än」(小さな友達)というシリーズで、スウェーデンのKeramikstudion社が製作を手掛けており、他の動物もいる。鹿児島さんの展覧会の構成も非常によくできており、道具としての陶器やテキスタイルと、美術館という空間を結びつける楽しい工夫として「まいにち」の時間の流れがあった。サルもほしい。