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マンダム「aono」が見つけた答え:なぜ男性にオーガニックスキンケアが必要なのか

2025.03.23
テカリ、乾燥、シミ、シワ……男性は30歳をすぎると、20代の頃にはなかった肌トラブルに見舞われることが増える。
メンズコスメのリーディングカンパニー、マンダムが手がける「aono(アオノ)」は、そんなサーティーズの男性をターゲットにしたメンズオーガニックコスメブランドだ。
aonoに興味を持つ男性にとって、一番知りたいのは「数あるメンズコスメブランドとどこがどう違う?」ということ。開発に携わった株式会社マンダムの鳥越瑛介さんにお話をうかがった。

PROFILE

鳥越 瑛介(とりごえ えいすけ)

株式会社マンダム
プロダクトマーケティング一部

肌の曲がり角を迎えた30代男性のためのコスメブランド

ブランド名の由来を教えてください。
名前は、大和言葉で「青く茂る草木」を意味する「青野」に由来します。
30代を中心とした男性の肌と心を、自然の力で生き生きとした状態へ導きたい、という願いを込めて「aono(アオノ)」と名づけ、2024年1月にデビューしました。
なぜ、30代の男性をターゲットに?
マンダムは製品開発のために、さまざまな世代の男性を対象にライフスタイルの調査やインタビューを行っています。
その調査において、30代の男性の多くが、20代とは違う「心と体の変化」を実感し始めていることがわかったんです。
キャリアのステップアップによるストレスを感じたり、代謝の低下で体重が増えたり、当然、肌の状態も変わってきたりします。
もともと男性の肌は、女性よりも水分量が少なく、乾燥しやすい傾向にあります。この水分量は加齢によってさらに減っていくので、より肌の乾燥を感じやすくなるでしょう。
また、代謝が落ち始めるタイミングでもあり、肌のターンオーバーの周期が遅くなることで、シミやシワ、たるみなどが現れやすくなります。 
どんな肌トラブルに注目しているんですか?
インナードライです。毎日のシェービングや日焼けなどによるダメージの蓄積によって、肌の奥はうるおいが失われる状態になりがちです。
このインナードライは、乾燥でカサついているのに、肌表面にはベタつきやテカリが発生しやすくなるという厄介なもので、放置すれば、肌荒れやシワ、たるみといった老化の原因につながることもあります。
肌の奥のうるおい不足……となると、やはりカギを握るのは保湿でしょうか?
はい。そこでaonoのすべての製品に、男性特有の肌ダメージに着目した保湿成分を配合し、それを角層深くまで届ける高浸透技術にこだわりました。
特長的な保湿成分は肌を整える玄米発酵エキスと優れた保湿力を持つエンドウ豆発酵エキス、そしてマリン発酵エキス。
成分は発酵させることで微細化され、浸透力が高まりますので、この3種類の自然由来発酵エキスが角質内部をうるおいで満たすことで、みずみずしい肌へと導きます。
成分はオーガニックでしょうか?
マンダム独自のオーガニック基準を設定しています。
そのひとつが、自然由来指数が90%以上であること。この指数は、認証機関や国によって定義が曖昧なオーガニックを、日本化粧品工業会が消費者にわかりやすく情報提供するために、国際標準化機構・ISOの規格に基づいて算出された数値です。
保湿アイテムには、化粧品の自然・オーガニック指数を計算するためのISO16128に準拠したオーガニック成分を20%以上、洗い流す洗顔料には10%以上配合しています。
さらにパラベンフリー、シリコーンフリー、鉱物油フリー、合成着色料フリー、マイクロプラスチックフリーという5つのフリーに加え、動物実験も実施していません。

ナチュラルバイセルによって成分を角層の深部へ

ローションは角層の奥までうるおう感覚があります。
いくら保湿力に優れた成分でも、角層の深部にきちんと届かなければ、インナードライにアプローチすることができません。
そこでaonoでは、マンダムが研究を続けてきたバイセルの技術を採用しました。
バイセルとはどのようなものですか?
近年、化粧品業界では浸透性をより高めるための「カプセル製剤研究」が盛んにおこなわれています。そのカプセル製剤の一つが「バイセル」です。
バイセル以外にも代表的なものとして「リポソーム」もあります。リポソームは細胞膜と似たカプセル状の油膜に成分を閉じ込めて、体内に届ける技術の一種で、コスメやサプリメントに採用されています。
バイセルはリポソームと同じリン脂質を主成分としたものですが、サイズがリポソームよりも小さく、皮膚浸透速度が速いといわれています。
マンダムは業界に先駆けて2017年に化粧品に応用できるバイセルの作製に成功し、化粧品に取り入れてきました。aonoにはマンダム独自の高浸透技術であるナチュラルバイセルを採用しています。
ナチュラルバイセルにはどんな特徴が?
最大の特徴は「自然由来の原料のみで構成されている」ということです。ナチュラル志向、オーガニック志向などのニーズに応えるために開発されました。そして、ナチュラルバイセルのサイズは0.05μmで、毛穴の約1/10,000サイズしかありません。
そのため、美容成分(保湿・整肌)を角層の深くまですばやく届けることができ、内側からうるおすことで、インナードライな肌をみずみずしく整えます。
香りにもこだわりを感じます。
シトラス、フローラル、ウッディ系の精油をたっぷり配合した、深い森林のようなみずみずしい香りは、自然の中でリセット&チャージする瞬間を想起させます。

スキンケアの基本4ステップに合わせたラインナップ

ラインナップを教えてください。
洗顔料と化粧水、美容液、クリームの4アイテムで構成しています。
成分や香りは共通です。ステップ1の「アオノ フェイスクレンザー」はすばやく泡立つきめ細かな泡が特徴で、肌の汚れや古い角質をしっかり落とし、化粧水が浸透しやすい肌へと整えます。
自然由来の保湿成分のおかげで、洗顔後の肌がつっぱりにくいのもポイントです。
「アオノ フェイスクレンザー」100g 3,300円(税込)
ステップ2は角層の深部まで浸透し、みずみずしいうるおいで満たす「アオノ エッセンスローション」です。
しっとりとしたとろみのあるテクスチャーで、キメの乱れやごわつきを整え、なめらかな肌に整えます。
「アオノ エッセンスローション」100ml 3,960円(税込)
ステップ3は美容液。シリーズ中、もっとも美容成分を配合した「アオノ コンセントレートセラム」で肌の奥に栄養をチャージします。
肌にベタつきのない、やわらかくふっくらとしたハリを与えます。
「アオノ コンセントレートセラム」30ml 7,700円(税込)
ステップ4はクリームでうるおいを閉じ込め、しっとりとした肌を長時間キープします。
「アオノ モイスチャライジングクリーム」はベタつきのない植物由来成分を厳選しました。
みずみずしい使用感で、ハリのある肌へと導きます。
「アオノ モイスチャライジングクリーム」45g 5,500円(税込)
aonoは他のオーガニックコスメブランドとどこが違いますか?
これまでのオーガニックコスメというと、ナチュラルなイメージばかりが強調されて、肝心なオーガニックの基準が曖昧だったり、オーガニックな特長や成分の何が肌に良いのかわかりにくいものが少なくなかったんです。
そこでマンダムでは、独自にオーガニック基準を設定しました。基準を満たしたこだわりのオーガニック成分を配合し、高浸透技術を駆使して角層の深部に届けることに重点を置きました。
さらに気持ちも前向きになっていただけるよう、男性の嗜好にマッチする香りや使い心地にも配慮しました。
成分がオーガニックであるだけでなく、使い続けるほどに、たしかな手応えを感じられること。これがaonoの強みであり、個性だと思います。

発売から1年が過ぎたが、現在は30代の男性に限らず、20~70代までユーザーの幅はどんどん広がりを見せているという。aonoがもたらすうるおいは、現代に生きる男性たちの肌と心の奥底にまで届いているようだ。

Text by Ryota Osujo

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