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キャンプ女子・森風美の「キャンプ服の実力」

川にも入れる一足——サロモンの防水スニーカーが変える、キャンプの快適性

2026.08.25
キャンプでは、川へ入る予定がなくても靴はぬれる。朝露の芝生、雨上がりのぬかるみ、川辺での設営。気づけば足元は一日中、水と隣り合わせだ。そんなシーンで頼りになるのが、防水スニーカーだ。
今回はキャンプ女子・森風美さんが、Salomon(サロモン)の「X ULTRA 360 GORE-TEX」をキャンプ場で着用。防水性能はもちろん、グリップ力やムレにくさなど、キャンプで気になるポイントを本音でレビューする。

PROFILE

森風美(もり・ふうみ)

1994年生まれ。幼少期からアウトドアに親しみ、慶應義塾大学在学中にソロキャンプの世界へ。フィールドでの実体験を軸にギアやウエアを選び、女性の視点からアウトドアの楽しみ方を発信。モデル・執筆・PRなど幅広く活動中。

ハイキングだけではもったいない

サロモン X ULTRA 360 GORE-TEX  18,700円
防水スニーカーというと、雨の日や登山で履くものというイメージが強い。だが、サロモンの「X ULTRA 360 GORE-TEX」は、それとは少し立ち位置が違う。防水透湿素材「GORE-TEX」を採用し、ハイキングシューズらしい安定感を備えながら、街にもなじむデザインで普段履きとしても人気を集める。
キャンプで厄介なのは、天候や路面状態が変わるたびに靴を履き替えられないこと。舗装路から河原、ぬれた草地まで、一足のまま動き続けられるかどうかが使いやすさを左右する。
まずは足を入れ、履き心地を確かめてもらった。
「足首のまわりがしっかりしているので、履き始めたばかりでも当たったり、痛かったりする感じがありません。しゃがんだときも気にならず、履き心地がいいですね」

キャンプで本当に使える?  4つのポイントを検証

防水スニーカーを選ぶうえで気になるのは、もちろん防水性能だけではない。ぬれた岩場でも滑りにくいのか。長時間履いてもムレないのか。そして、設営や撤収を含めて一日履き続けても快適なのか。実際のキャンプフィールドで着用し、4つのポイントから検証した。
検証①|防水性能 本当に川へ入ってもぬれない?
まず検証したのは、やはり防水性能だ。森さんは靴を履いて川へ入り、水深を少しずつ深くしながらその性能を試していった。
「最初はどこまで防水できるのかなと、恐る恐る入っていったんですけど、くるぶしギリギリまで入っても全然ぬれませんでした。靴下もまったくぬれていません」
「雨の日はもちろん、朝露や夜露で草がぬれているキャンプ場でも、靴の中がぬれずに快適に過ごせそうです」
さらに印象的だったのが、汚れを落としやすいこと。泥汚れも定着しにくく、手入れは驚くほど簡単だった。
「履いたまま洗えるのもいいですね。靴が汚れることも考えて、予備の靴を持っていくこともありますが、これなら履いたまま汚れを落とせます」
検証②|グリップ力 ぬれた岩場でも安心して歩ける?
続いて、河原の石や湿った斜面、苔が生えた場所を歩き、グリップ力を確かめた。
「この辺は苔が生えていてすごく滑りそうだったんですけど、全然滑ることなく普通の感覚で登れました。ちょっとドキドキしながらだったんですけど、しっかりグリップしてくれて登りやすかったです」
森さんの印象に残ったのは、その安定感だった。
「アウトドアに慣れていない人が普段履いている靴でこういう場所を歩くと、思った以上に滑ったり、足がホールドされていなくて捻挫したりすることもあると思うんです。これだけ本格的なシューズなら安心して歩けますし、疲れにくさにもつながるんじゃないかなと思いました」
検証③|ムレにくさ 真夏でも快適に履き続けられる?
防水シューズで気になるのが、靴の中のムレだ。今回はテントの設営や川遊び、河原の散策などを行い、3000歩ほど歩いたあとに状態を確かめた。
「全然ムレていないです。私、結構足に汗をかいちゃうタイプなんですけど、それがなかったのがすごくいいですね。中がムレにくいと、その分快適に長く履き続けられますし、アウトドアのときに気になる靴の中のにおいも、抑えられそうだなと思います」
防水性とムレにくさを両立していることで、夏のキャンプでも履く場面を選びにくい。キャンプに限らず、旅行やフェスなど、一日中歩くシーンでも使いやすそうだ。
検証④|全天候での実用性 晴れでも雨でも、一足で過ごせる?
最後は、天候や路面の状態が変わるなかでの使いやすさだ。設営から川遊び、舗装路の移動まで、一足のまま過ごし、その実用性を確かめた。
「キャンプ場でスニーカーしか持っておらず、それがびしょびしょになって、次の日まで足元がぬれたままという人もいるんです。そのためだけに長靴を持ってくるのは大げさですし、これ一足で晴れの日も雨の日も対応できるのは、とても勝手がいいと思います」
一方で、履き心地は路面によって違いがあった。河原や湿った斜面では硬めのソールが安定感につながったが、アスファルトでは普段履きのスニーカーとは感覚が異なったという。
「街でも歩けますが、オフロードの場所と比べると、ソールが硬い分だけ少し歩き方が変わる感じがあります。どちらかというと、山やキャンプなどアウトドアの環境に適した靴だなと思いました」
キャンプで気になりやすい脱ぎ履きについては、サロモン独自のクイックレースが予想以上に使いやすかった。
「キャンプのときってスニーカーだと脱ぎ履きが面倒で、少し敬遠していたんです。でも、このコードは思っていた以上に楽でした。キャンプ中は少し緩めにして、アクティビティをするときはしっかりフィットさせられるのもいいですね」

「ぬれるかもしれない」がなくなる一足

森さんが今回もっとも驚いたのは、スニーカーのまま川へ入れたことだった。
「何よりも、あれだけ川に入れるスニーカーがあるんだということに驚きました。ゴツゴツした場所もしっかり歩けましたし、クイックレースも想像以上に使いやすかったです」
防水スニーカーというと、雨の日のための靴という印象がある。しかし、川辺へ足を伸ばすことも、朝露にぬれた芝生を歩くことも、これなら少し気軽になる。足元を気にしなくていいだけで、キャンプは思っていた以上に自由になる。そんなことを実感させてくれる一足だった。
今回の検証の様子は、動画でも公開している。実際に川へ入る様子や岩場での足運び、クイックレースの操作感は、ぜひ動画でも見てみてほしい。

Composition & Text by Tadayuki Matsui

Photo by Akinori Kawanishi

Original Movie

キャンプ女子・森風美の「キャンプ服の実力」#06 防水スニーカーの実力

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