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3層構造のCloudTecを初採用した On「Cloudmonster 3」の凄さとは?

2026.04.02
2010年にスイスで誕生したスポーツブランド、On。 “Ignite the human spirit through movement(動くことを通じて人の心に火を灯す)” をミッションに掲げ、ランニング、アウトドア、トレーニング、 テニス、そしてライフスタイルの分野で、プレミアムなシューズ、アパレル、アクセサリーを提供している。
 そんなOnが2022年3月にリリースした「Cloudmonster(クラウドモンスター)」は、Onの基幹テクノロジーであり、世界特許技術であるCloudTecを史上最大のボリュームで搭載し、その抜群のクッション性と、個性的かつ存在感のあるデザインが支持され、ランニングシーンはもちろん、ジムでのワークアウト、そしてファッションシーンでも人気を獲得。ブランドを代表するヒットモデルの1つとなった。
そんな「クラウドモンスター」が約2年ぶり、2度目のアップデート。その魅力に迫る。
「クラウドモンスター 3」24,200円(税込)

従来モデルにはない3層構造のCloudTec

「クラウドモンスター」は、Onのシューズをより多くのランナーが履くきっかけになった革新的なプロダクトだ。最大級のクッショニングと爆発的な蹴り出しを両立した機能性と、アッパーサイドに大胆にビッグロゴを配した個性的なデザインが、ランナーだけでなくスニーカーファンをも虜にした。
2024年2月に登場した「クラウドモンスター 2」は、より厚底になり、さらなるエネルギーリターンが得られるシューズになった。それから約2年。「クラウドモンスター」は、さらなる進化を遂げた。その最大の特徴は、3層構造のCloudTecソールだろう。
 「初代クラウドモンスター、クラウドモンスター 2は、2層構造のCloudTecを採用していましたが、クラウドモンスター 3は、史上初めて3層構造のCloudTecを採用しました。これにより、今までにないクッション性と推進力が得られるシューズとなっています」と、オン・ジャパン TecRepの土田優樹さんは言う。
 3層構造のCloudTecには、見た目のインパクトもある。その個性的なルックスにより「クラウドモンスター 3」はタウンユースでもさらなる人気を獲得しそうだ。
史上初めて3層構造のCloudTecを採用。アッパーデザインは過去作を踏襲

ラスト(足型)が改良されフィット感が向上

ラスト(足型)の変更も「クラウドモンスター 3」の大きなアップデートポイントに挙げられる。前作「クラウドモンスター 2」は、足幅が広い設計だったこともあり、ランナーから「フィット感が緩い」というフィードバックが多く寄せられたという。それを受け、今作はラストを改良。足に快適にフィットするラストとなった。
 「クラウドモンスター 2は特に指先周辺の幅が広く、“緩い”と感じられているランナーの方が多かったのですが、クラウドモンスター 3では初代のクラウドモンスターのような足にピッタリとフィットするラストを採用しています。また、今作はレギュラーフィットに加えて、今までのクラウドモンスターにはなかったワイドフィットのモデルも展開します。
クラウドモンスター 2のフィット感が好みだったというランナーの方は、ワイドフィットモデルを選択肢に入れていただけたらと思います。フィットを2種類から選べるようになったのも、大きなアップデートポイントになります」
 アッパーには、ゾーンごとに編み方を変えて通気性とサポート性を両立したエンジニアードメッシュを採用した。前作よりも通気性が向上し、長時間・長距離のランニング時にシューズ内の環境がより快適に保たれるようになった。また、シュータンにはパッドが加えられ、足の甲へのプレッシャーを軽減している。
 「シュータンにバンドを搭載した点もクラウドモンスター 3の特徴です。結びを終えたシューレースをバンド部分に収納できるため、走っている最中にシューレースが解けるリスクを下げられ、バタつきも抑えることができます」
足型が改良されたクラウドモンスター 3。シュータンにはバンドを搭載
アウトソールの耐久性が前作より向上しているとのこと

汎用性が高い万能モデル

クラウドモンスター 3のメディア向け発表会には、Onアスリートの篠原倖太朗選手が登壇。新しいシューズについて、次のように話してくれた。
Onアスリートの篠原倖太朗選手
「シューズを初めて手にとったときは、おっ3層だ、これは今までと違うなと感じたのと、気分を上げてくれるカラーリングだなと思いました。走ってみるとクッショニングがちょうど良いなと感じました。蹴り出すときに柔らか過ぎるとそれが重さに繋がるのですが、クラウドモンスター 3は、着地時はソフトでも蹴り出し時には鋭さを感じます。ゆっくりとしたジョグにも少しスピードを上げたジョグにも使える万能なシューズだなと思います。
フィット感はクラウドモンスター、クッション感はクラウドモンスター 2が好きだったのですが、クラウドモンスター 3は両方の良いところを合わせたような印象です。実際、キロ5分くらいのジョグからキロ3分半くらいのジョグ、それから30km走でもクラウドモンスター 3を履いています」
 ジョグシューズには、足との一体感を一番求めているという篠原選手。フィット感に優れたクラウドモンスター 3には、自分の足の一部として機能しているような感覚が得られるそうだ。
 筆者がクラウドモンスター 3に足を入れてみて、真っ先に感じたのは、やはりフィット感の向上だった。前作で走った際には、シューズが大きく感じハーフサイズ下げるべきだったかもと思ったのだが、今作ではそういったことはなく、足とシューズの一体感が得られた。
歩いているとき、それからのんびりとしたペースでのジョグをしているときに強く感じたのはクッション感。3層のCloudTecが上手く潰れることで、着地衝撃をしっかり緩衝してくれているように感じた。スピードを上げていくと、今度は反発性が目立ってくる。とても気持ちよく走れるシューズだった。
幅広い速度帯で快適に走れる
初代クラウドモンスターは、ランニングシーンのほかジムでのワークアウトやタウンユースなど、幅広いシーンで履かれたシューズだったが、今作もさまざまなシーンで活躍してくれそうだ。

PROFILE

土田優樹(つちだ ゆうき)

オン・ジャパン TecRep

Text by Fumihito Kouzu

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