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サンダルはここまで進化した! SUICOKE(スイコック)が叶える極上の履き心地

2025.08.04
夏の足元を軽やかに彩るサンダルは、今やファッションに欠かせないアイテムだ。しかし、デザイン性だけでなく、日々の生活に寄り添う機能性も兼ね備えた一足はなかなかない。
そんななか、「SUICOKE(スイコック)」のサンダルはファッション性と高い機能性を兼ね備え、夏の定番アイテムとして多様なフィールドで愛されている。
同ブランドのサンダルは、なぜ日常のファッションに溶け込み、アウトドアでも力を発揮するのか。その秘密を、スイコックのデザインチームに伺う。

独自・共同開発で、かつてない快適な歩行を実現

スイコックは、2006年にシューズブランドとしてその歴史をスタートした。ものづくりの根底にあるのは、「自分たちが欲しいもの」を作り上げるというシンプルな哲学だ。
「ブランドが誕生した当時からトレンドはあまり意識せず、歴史あるプロダクトやベーシックなものをベースに、少しスパイスになる要素や機能を加えることを重視してきました。当時は機能性・ファッション性のどちらかを重視したサンダルが多く、その両方を兼ね備えているサンダルは珍しいものでした」
軽量性・屈曲性・衝撃吸収性・耐摩耗性・反発性に優れ、ファッションにもなじみやすいシンプルなデザイン。それがスイコックのサンダルの大きな強みだ。
これらの優れた機能は、フットベッドやアウトソールに使用するゴムの配合を調整することで実現しているそうだ。また、提携している工場との強固な連携と、ブランドのデザイナーたちが長年にわたり多様なシューズに触れてきた知識と経験の賜物だ。
2012年には、独自開発した「SUICOKE original EVA Footbed」を搭載したサンダルを発売した。
「オリジナルEVAフットベッドは柔軟性に富み、適度な沈み込みがあるのでリラックスした履き心地になっているのが特徴です。サンダルでありながら、これまでにない快適な歩行ができるようになっています」
スイコックが独自開発したオリジナルEVAフットベッド
さらに、2014年にはアウトソールメーカー「Vibram(ヴィブラム)」との共同開発によるフットベッドを発表。アウトソールにヴィブラム社のものを採用したサンダルは数多く存在するが、フットベッドにまで同社の技術が採用されたのは、業界初の取り組みだった。
ヴィブラム社と共同開発したフットベッド。ブランドロゴが同一面に記載されるのはレアな事例だそうだ。
「ヴィブラム社が培ってきた、フットウエアのゴムの配合技術を最大限に生かしたフットベッドを作ることができました。沈み込みによる劣化が少なく、反発性(歩いたときの跳ね返り)が強いので、スニーカーのような履き心地になっているのが特徴です。グリップ力にも優れているので、水場でも滑りにくくなっています」
オリジナル・ヴィブラム製どちらのフットベッドにも、かかと、土踏まず、つま先に突起を設けることで、足の位置を固定し、滑りにくくする工夫が凝らされている。特に、かかと部分の膨らみは、サンダルによく見られる「かかとがへこむ」という劣化を低減し、長く愛用できる設計となっている。
歩行時に足が滑りにくいよう、かかと、土踏まず、つま先に突起が備わっている
2015年頃、スポーツサンダルをファッションに取り入れるスタイルが流行したのを機に、スイコックの認知度は大きく伸びたという。アウトドアテイストになりすぎないミニマルなデザインと高い機能性を両立させることで、ファッション・アウトドア両方のフィールドで愛用されるようになった。

長く愛されている現行モデルのこだわり

ここからは、現行の主要モデルに詰まったこだわりを見ていこう。
「2015年に発売された『KISEE(キシー)』は、スニーカーのような歩きやすさが特徴のモデルです。一般的なスポーツサンダルは、つま先と足首のみにベルトがついているものが多いですが、KISEEは甲にもベルトを備え、足のホールド感を高めています」
オリジナルEVAフットベッドが採用されている『KISEE-Cab (OG-044Cab)』 15,400円(税込)
ベルトの裏側にはクッション材を採用し、肌当たりの良さを追求。さらに、肌の露出面積を少なくすることで、肌見せに抵抗がある人も安心して履けるよう工夫されている。
ベルトの裏側にクッション材があり、肌と擦れにくくなっている
翌年には、甲の調節機能があるスライダー型のサンダル『MOTO(モト)』を展開した。一般的なスライドサンダルでは調節が難しいフィット感を、ダブルストラップにすることで細かに調節できるようにしている。
ヴィブラム社と共同開発したフットベッドが採用されている『MOTO-VS (OG-056VS)』 19,800円(税込)
オリジナルEVAフットベッド仕様のものもある『MOTO-PO(OG-056PO)』 22,000円(税込)
「アッパーには開閉可能な可動式のパッドをつけ、足の甲を柔らかく包み込むようにしました。圧力をかけたい部分に合わせて調節することでフィット感が増すので、歩行時にアウトソールのかかとを擦りにくくなっています」
アッパーに調節機能があるため、足へのフィット感を高められる
2019年に登場した『URICH(ユーリック)』は、金型に材料を流し込んで成形するインジェクションサンダルだ。一般的なインジェクションサンダルは、フットベッドとアウトソールが一体的に作られているものが多いそうだが、ユーリックは分けて成形されている。
インジェクションサンダルの『URICH (OG-INJ-01)』 9,900円(税込)
「フットベッドとアッパーには足当たりの良い柔らかい素材を、アウトソールにはグリップ力と耐摩耗性に優れた硬めの素材を使用し、より快適な着用感を実現しました。さらにストラップは他のサンダルと同じように縫い付けることで、ホールド感を高めています」
着用感の良さだけでなく、におい対策にもぬかりがない。世の中には、フットベッドにコーティングを施して消臭や抗菌機能を加えているサンダルもあるが、コーティングがはがれると効果が得られなくなってしまう。
そこでスイコックは、ヴィブラム社と共同開発したフットベッドの一部と、オリジナルEVAフットベッドのゴムに抗菌剤を練り込み、半永久的ににおいを軽減する効果が得られるようにしている。
抗菌機能は発売当初にはなかったそうだが、ユーザーからの要望やライフスタイルの変化に合わせて、アップデートして取り入れた機能のひとつだそうだ。

繰り返し購入したくなるブランドを目指して

スイコックのアウトソールは、時代に合わせて進化を続けている。たとえば、氷の上でも滑りにくい「アークティックグリップソール」は、ヴィブラム社の技術とスイコックの高いデザイン力が融合した好例だ。
オレンジの部分に細かい粒子が入っており、冷たい氷の上でもゴムのグリップ力が落ちないようになっている
「これは冬用のブーツによく使われる技術なのですが、スイコックではシンプルなデザインのシューズに採用しました。凍結した路面だけでなく、ぬれた駅の構内やコンビニなど、日常のあらゆる場所で滑りにくさを発揮します」
特定の分野に特化するシューズメーカーと違い、スイコックは革靴からスニーカー、サンダルまで、多様な製法を駆使してプロダクトを生み出せるのが特徴だ。
「今後は既存モデルのアップデートはもちろん、ライフスタイルの変化に合わせた新機能の追加を考えています。一過性の存在で終わるのではなく、リピートしてもらえるような、長く愛されるブランドを目指していきたいです」
機能性とデザイン性を両立させながら、常に進化を続けるスイコック。その飽くなき探求心は、これからも私たちの足元に新たな価値をもたらしてくれるだろう。

PROFILE

SUICOKE

デザインチーム

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