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韓国No.1[1]スキンケアブランド「Dr.G」が支持される理由──皮膚科医発想の日焼け止め、その実力とは
紫外線は、肌老化やさまざまなトラブルの要因になる。紫外線量は年々増加傾向にあり、季節を問わず、一年を通してUVケアが欠かせない時代になった。そんななか、美容大国・韓国で高い支持を集めるスキンケアブランド「Dr.G」の日焼け止めが、日本のビューティー市場でも存在感を高めている。
今回は、Dr.Gの日焼け止めに焦点を当て、マーケティング担当者に取材した。皮膚科医が開発に携わるDr.Gならではのこだわりから、ヒットしている3種の日焼け止めの選び方、さらに日韓における紫外線対策意識の違いまで話を聞いた。
PROFILE

松尾 美咲(まつお みさき)
Dr.G Japan Marketing Team Product & PR part
学生時代、韓国の学校に編入し渡韓。日本と韓国、両国の文化や市場に関する知見を基に、Dr.Gのマーケティングに生かしている。
皮膚科医の想いから始まった、ダーマコスメブランド

ダーマコスメとは、皮膚科学を意味する dermatology(ダーマトロジー)に由来する言葉だ。医薬部外品のような正式な化粧品分類ではないものの、皮膚科医が開発または監修するカテゴリーとして注目を集めている。
「Dr.Gは、韓国初の美容皮膚科『ゴウンセサンクリニック』の創始者であるアン・ゴンヨン博士が立ち上げたダーマコスメブランドです。製品開発では皮膚科学の本質を大切にし、スキンケアのはたらきを科学的なデータで実証しています。
即効性や機能性だけを追求するのではなく、『すべての方に美しい肌を』という理念のもと、敏感肌の方でも安心して使える処方開発にこだわってきました。社内研究所で日々研究を重ね、そこで得たデータや知見を化粧品づくりに生かしています」
Dr.Gのものづくりの根底には、創業者であるアン・ゴンヨン博士の強い想いがあるという。
「アン博士は幼少期にひどい火傷を負い、その傷に長くコンプレックスを抱えていました。火傷を負った肌は非常に敏感で、とくに紫外線ダメージを受けやすくなります。
アン博士自身も、紫外線ケアの重要性を身をもって実感しながら研究を重ねてきました。皮膚科学と肌のメカニズムに基づいて敏感肌の方でも使えるマイルドな処方を徹底し、『すべての方に美しい肌を』と掲げているのにはこうした背景があるからです」
明るく健やかな肌のために。Dr.Gが提案する3ステップケア
Dr.Gは、健やかで明るい肌を保つための基本として、「角質ケア」「保湿」「UVケア」の3ステップを重視している。「皮膚科学に基づいて考えると、まず大切なのは正常な肌のターンオーバーを支える角質ケアです。次に、肌へ刺激を与えず十分に保湿して、バリア機能を保つこと。そして最後に、紫外線ダメージから肌を守るため、マイルドでありながら十分な紫外線カット効果を備えた日焼け止めを使うことが欠かせません。Dr.Gでは、この3ステップを支えるアイテムを展開しています」
明るい肌を目指すとなると、美容液やフェイスマスクなどの“スペシャルケア”を取り入れる人も少なくない。しかしDr.Gが提案するのは、毎日無理なく続けられるシンプルな3ステップケアだ。
そのなかでも欠かせないのが日焼け止めで、Dr.Gでは展開している3種すべてを敏感肌でも使いやすいよう設計している。肌質や悩みに合わせて選べるのも特長だ。

「もっともベーシックで、弊社のベストセラーとなっているのが『グリーンマイルドアップサンプラス』です。こちらはとくに敏感肌向けに設計されており、紫外線吸収剤ではなく紫外線散乱剤を使ったクリームタイプで、刺激を抑えながらもしっかり紫外線をカットします。
肌のバリア機能に着目し、エクトインという保湿成分も配合しています。外部刺激から肌を守りながら、バリアクリームのようなやわらかな使用感で、非常に伸びが良いのも特長です。顔だけでなく全身にも快適に使っていただけます」

「『レッドブレミッシュスージングアップサン』は、普段から肌に熱を感じやすく、汗でメイクが崩れやすい方におすすめです。弊社の主力シリーズである『レッドブレミッシュ』ラインの日焼け止めで、肌荒れしやすい肌の保湿とケアに適した『10-CICAコンプレックス』を配合しています。10種のCICA成分で、熱を帯びやすい肌を落ち着かせます。
さらに保湿成分のパンテノールも配合しており、すばやく肌になじんでうるおいを与え、クーリング感ももたらします。みずみずしく整い、しっとりしながらも爽やかな仕上がりなので、男性からの支持も高いアイテムです」

「オレンジ色のパッケージの『ブライトニングアップサンプラス』は、明るいピーチベージュカラーで自然に肌をトーンアップし、一日中明るい印象の肌を保ちます。ファンデーションを使わなくても、日焼け止めだけでベースメイクが完成するため、くすみが気になる方や、素肌をきれいに見せたい女性に人気です。油分が気になりにくいさらっとした仕上がりで、肌にもきれいに密着します」
高いUVカットと心地よさを両立。日焼け止め開発の難しさ

Dr.Gの日焼け止めは、「ブライトニングアップサンプラス」はSPF50+、PA+++、他2種はSPF50+、PA++++という高い紫外線防止効果を備えている。その一方で、皮膚科学に基づくスキンケア効果と、敏感肌でも使いやすいマイルドな使用感を叶える道のりは、決して平坦ではなかった。
「日焼け止めは、何よりも紫外線カット力が重要です。ただ、心地よい使用感やスキンケア成分の配合を追求すると、本来の日焼け止めとしての紫外線防止効果や、製剤の安定性が損なわれることがあります。
たとえば『レッドブレミッシュスージングアップサン』は90%以上がスキンケア成分で構成されていますが、こうした成分の配合量と紫外線カット効果のバランスを取るのは非常に難しい点です。紫外線防止効果を保ちながら、最適な使用感とスキンケア効果を実現するために、研究員たちが日々試行錯誤を重ねています」
韓国では“塗るのが当たり前”。日韓で広がるUVケア意識の差
日本でも、日焼け止めは一年中使うものという認識が広がり、女性だけでなく男性でも使う人が増えている。一方、韓国では紫外線対策の意識が、より幼いころから生活に根づいているようだ。「日本では、学生のうちは日常的に日焼け止めを使う人はまだそれほど多くない印象がありますが、韓国では小さな子どもでも、外出前に日焼け止めを塗るのが当たり前という感覚があります。日焼け止めはスキンケアの一環として浸透していて、こまめに塗り直す人も多いです」
また、松尾さんによると韓国ではここ数年、「スキニフィケーション(Skinification)」が本格的なトレンドになっているという。
「スキンケア市場の中でスキニフィケーション化が進み、単なる鎮静や保湿ケアではなく、エイジングケアや光老化ケアなど、より高い機能性を持つ商品が増えてきています。各ブランドに対して、機能性の拡張が期待されているのが現状です。
またメイクでは、ファンデーションを使わず、『ブライトニングアップサンプラス』のような色付きの日焼け止めで血色感を補正したり毛穴をぼかしたりして、素肌をきれいに見せる時短メイクもトレンドになっています。
今後は、日焼け止めにおいてもさらにスキニフィケーションが進み、機能や処方が多様化しながら、市場がより活発になっていくと考えています」
グローバルで広がるDr.Gの挑戦

韓国で厚い信頼を集め、「No.1* SkinCare Brand in Korea.」を掲げるDr.Gは、グローバルブランドとしてさらに成長を続けている。
「Dr.Gは、ユーザーの悩みに耳を傾けながら、皮膚科学に基づく研究開発を進めています。韓国だけでなく、日本、そしてグローバル市場においても『すべての方に美しい肌を』届け、信頼され続けるブランドを目指していきたいです」
現在Dr.Gは、グローバルアンバサダーとして韓国俳優のビョン・ウソクさんを起用し、さらに日本のファンに寄り添う存在として、JO1の佐藤景瑚さんもアンバサダーに迎えている。皮膚科学を土台に、使い心地と機能性の両立を追求してきたDr.Gの日焼け止めは、これからのUVケアの選び方にも新たな視点を与えてくれそうだ。
[1]韓国のダーマ基礎化粧品市場の市場シェア率1位のドクタージー、 事業部ビューティーパネルサービス、15-65歳の韓国女性11,000人対象、23.09.11〜24.09.08
Text by 継田 理恵(美容家/ライター)












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