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「RED WING(レッドウィング)」の名品「POSTMAN OXFORD (ポストマン オックスフォード)」を徹底解剖
アメリカを代表するシューズブランド「RED WING(レッドウィング)」。いまもなお、MADE IN USAにこだわり続け、世界中にファンを持つブランドだ。
RED WINGには「875 CLASSIC MOC(875 クラッシック モック)」、通称「アイリッシュセッター」をはじめとする名品がたくさんあるが、今回は「POSTMAN OXFORD (ポストマン オックスフォード)」にフォーカス。レッドウィング・ジャパン株式会社 鈴木 まやさんにお話を伺い、その魅力を徹底解剖していきたい。
120年の歴史を持つRED WING
RED WINGは今年120年という節目を迎えるという。日本でも名のある存在だが、ブランドの歴史をいま一度確認しておこう。「RED WINGは1905年、アメリカ中西部に位置するミネソタ州のレッドウィング・シティで誕生します。創業者のチャールズ・ベックマンは、ドイツからアメリカへの移民で、工場勤めを経て靴屋をはじめます。
その後ベックマンは『本当に良い靴を売りたい』という気持ちから、14人の仲間と一軒の小さなレンガ作りの靴工場を建てます。これが『RED WING SHOE COMPANY(レッドウィング シュー カンパニー)』のはじまりでした」


いまもこだわり続けるMADE IN USA
世界中から高い評価を得ている高品質なRED WINGの靴は、現在もアメリカの自社工場での生産にこだわり続けている。この事柄についても、ぜひ押さえておこう。「伝統的なグッドイヤー・ウェルト製法で作られる靴やワークブーツも、その歴史あるアイテムに使われてきた個性的なレザーも、すべて自社で生産されています。
履きこむほどに足に馴染む感覚や、味わいが増すレザーの経年変化などもRED WINGの魅力のひとつです」


POSTMAN OXFORDのルーツはサービスシューズ
ここからは今回のテーマ、POSTMAN OXFORDを徹底解剖していきたい。まずはそのルーツからお話を聞いていこう。「POSTMAN OXFORDはサービスシューズとして1954年に発売され、昨年で70周年というタイミングでした。サービスシューズとは軍用靴にはじまり、警察官や郵便局員など、制服を着て働く公務員用の靴のアメリカでの呼び名です。
発売当時はポストマンはもちろん、ポリスマン、ステーションオフィサー(駅員)用の靴とされていましたが、『USPS(アメリカの郵便局)』に採用され、全米の郵便配達員が履くようになり『ポストマン・シューズ』の愛称で呼ばれるようになっていったそうです。
POSTMAN OXFORDの特徴のひとつとしてクレープソールがあるのですが、アメリカの住居は門から玄関まで芝生のことが多いので、クレープソールはその芝生を傷めにくいと、郵便配達員に重宝されたという話が残っています」


日本が人気をリードする現代のPOSTMAN OXFORD
近年のPOSTMAN OXFORDは日本で人気が高まり、その人気は他の国を牽引するかのように現在でも続いているという。現代のPOSTMAN OXFORDをさらに深掘りしていこう。「デザインの特徴としては一枚革で仕上げられている点なのですが、先ほどの1954年の写真では横に切り替えが入っている外羽根デザインになっています。現在のデザインになったのは1960年代に入ってからになります。
同時期にSR(スリップレジスタンス認定)というピスネームがつくのですが、デザインとしてそのまま現代まで踏襲されています。
革には『シャパラル』というガラスレザーのような加工革が使われています。RED WINGの数あるシューズの中でも、このシャパラルを使っているのは過去の一部を除いては、POSTMAN OXFORDのシリーズのみとなっています。
お手入れもRED WINGのワークブーツはオイルを使うことが多いのですが、加工されすでにツヤのあるシャパラルは、ブーツクリームで磨いていただけるとよりツヤが出て良い仕上がりになります。
甲につくシワなどエイジングのカッコよさなどから、昔からのファンも多いモデルですが、デザインのシンプルさゆえ、オンでもオフでも使いやすいと若い人たちからの支持も増えているのが特徴です。いまも昔も日本での人気が高いモデルで、日本がPOSTMAN OXFORD人気を牽引している感じです」




親から子へ受け継ぐRED WING
RED WINGは製品が優れているだけではなく、リペアの体制もきちんと整っている。長く履いたからこそ生まれるカッコよさや、愛着があるのだと思う。それについても伺っていこう。「RED WINGの靴はお手入れしながら履いていただければ何十年と履けるものなので、親から子へ受け継いで履いている方もいらっしゃいます。
ソールの交換はもちろん、ミッドソールはそのままでアウトソールのみの交換なら税込み16,500円、オールソール交換となると税込み18,700円で請け負っております。
ソールの交換だけではなく、ステッチのほつれ直しやハトメやフックの交換、ライニングなど、さまざまな部分の修理が可能です。
かかと内側のすれなどもかなりきれいに直ります。RED WINGの靴は手入れをしていけば、何十年と履ける靴です。『そんなところまで直るの』とお客様にもよく言われるので、ぜひ困ったら相談してほしいです」

アメリカを代表する老舗ブランドRED WINGの数多くの名品の中から、POSTMAN OXFORDに焦点を当ててお話を伺ってきた。シンプルがゆえのカッコよさ、RED WINGだからこその長く付き合える体制など、魅力を感じ取っていただけたと思う。ぜひPOSTMAN OXFORDを手に入れて、生涯の相棒にしてはいかがだろうか。
PROFILE
鈴木 まや(すずき まや)
レッドウィング・ジャパン株式会社
マーケティング&PRアシスタント
入社11年目。マーケティング部にてデジタルデザイン関連を担うと共に、PR担当としても従事。














