JA/EN

AI検索

関連ハッシュタグ

Articles

日本にクレンジング オイルを広めたshu uemura(シュウ ウエムラ):美に革新を起こし続けるブランドの原点

2024.12.18
日本で誕生したメイクアップアーティストブランド「shu uemura(シュウ ウエムラ)」は、メイクのプロならではの知見を生かした製品作りで世界中から支持を集めている。
日本では美容業界のパイオニア的存在であり、オープンテスター形式の店舗をオープンするなど画期的な取り組みを続けてきた。日本でクレンジング オイルを広めたのも、シュウ ウエムラだそうだ。
今回は日本ロレアル株式会社で同ブランドを担当する日下さんと丸山さんに、ブランドの歴史とクレンジング オイルが生まれた背景について話を伺った。

PROFILE

日下 美季(くさか みき)

日本ロレアル株式会社 ロレアル リュクス 事業本部 シュウ ウエムラ 事業部 マーケティング マネージャー

PROFILE

丸山 詩織(まるやま しおり)

日本ロレアル株式会社 ロレアル リュクス 事業本部 シュウ ウエムラ 事業部 プロダクト マネージャー

ブランドの原点は、“メイクの楽しさを伝えたい”という思い

シュウ ウエムラの成り立ちを教えてください。
日下シュウ ウエムラは、1967年にヘアメイクアップアーティストの植村秀が創業しました。
植村は20代前半に、結核にかかり5年ほど闘病した経験があります。当時は重い病気とされていたため、「短い人生になるかもしれないからやりたいことをやろう」と考えたそうです。
また体力面での心配もあったため、当初目指していた俳優業を断念。体力の消耗が少ない自己表現の方法を探し、身近にあったアートや美容に興味を持つようになりました。
「誰も挑戦していないことをやってみたい」という思いを強く持っていたことから、当時女性のためのものと思われていた美容学校に唯一の男子学生として入学しました。逆境に思える状況でしたが、「自分が美容の道を切り拓いていくからこそ目指せる境地がある」と考えていたそうです。
卒業後、渡米してハリウッド映画のメイクアップに携わるなかでカラフルなメイクアップアイテムに触れ、非常に心が躍ったと聞いています。当時、日本におけるメイクの立ち位置は“最低限の身だしなみ”で、ハリウッドのようなカラフルなアイテムを使ってメイクをする習慣がなかったからです。
植村は“これらのアイテムやメイク技術を日本に持ち帰り、メイクで自分らしさを表現することに貢献したい”と考え、日本の美容業界への挑戦を決意しました。
日本ではどのような活動からスタートしたのでしょうか。
日下ハリウッドで俳優の方々が使用していた、クレンジング オイルの輸入から始まったと聞いています。ハリウッドでは舞台映えする濃いメイクが基本なのですが、それでも女優さんの肌が荒れていないことを植村は不思議に思いました。
肌荒れしない理由がメイクを落としつつ肌を保湿してくれるオイルを使っているからだと知り、それをまず日本に持ち帰りたいと思ったようです。
また東京・表参道の自宅に“メイクアップアトリエ”をオープンし、若手アーティスト育成のためのメイクアップレッスンを開始しました。メイクに興味を持ってもらえるよう、日本式メイクに加え、欧米式メイクや植村ならではのモダンなメイクを融合して伝えていたそうです。
1983年には表参道にシュウ ウエムラの日本1号店をオープンしたのですが、当時としては画期的だったオープンテスター形式を採用しています。さらに容器を開けなくても中身が見えるよう、当時としてはあまりない、透明の化粧容器を使用しました。
メイクアップは身だしなみ以上の楽しみがあることを伝えるために、「見て・選んで・楽しんで買える」、そんなお店作りを目指していました。
1983年にオープンした、シュウ ウエムラの日本1号店

クレンジング オイルの強みは、肌への優しさと洗浄力

日本で初めてクレンジン グオイルを発売されたのはシュウ ウエムラだと伺いました。

日下1960年代の日本では石鹸でメイクを落とすのが主流だったので、オイルを顔に塗ることに抵抗感を持つ方が多かったようです。
植村は身近な人たちにアンマスクを「使ってみて」とお願いして回り、クレンジング オイルのよさを口コミで広げていきました。こうしたクレンジング オイルの良さを理解し、受け入れてもらう土台があったので、自社製品を販売する際にも繋がったと思います。
その後、日本人の肌やメイクに合わせて自社でクレンジング オイルを開発しました。設計は難しかったそうですが、もともと販売していたアンマスクに負けず劣らずの実力を持ち、かつ日本人の肌に合う処方の製品が出来上がりました。
現行の「アルティム8∞ スブリム ビューティ クレンジング オイルn」14,850円(税込)編集部調べ
 クレンジング オイルにおいて、発売以来、変わらずに大切にしていることを教えてください。
日下“肌を優しく守りながらメイクを落とす”という軸は変わっていません。また最先端の美を提供することも重視しているので、その時代のニーズに応えられる製品作りにも力を入れています。
丸山現代のニーズに今ある製品で応えられるのか、新しい製品を追加することで応えた方がいいのかは、常にラボの研究者が考えています。
たとえば、“ボタニック クレンジング オイル”が開発されたのは、「肌が揺らぎやすいかも」「敏感肌かもしれない」と思う方が多くなったことが背景にあります。敏感肌の方も使いやすい処方やテクスチャーを考えた結果、新しい製品として展開することになりました。
今年の3月に新しく展開した“ブラック クレンジング オイル”は、メイクやスキンケアに対する感度が高い男性が増えたことや、日本人の20~30代男女の肌悩みに“毛穴の黒ずみ・詰まり”が長いこと上位にあげられているトレンドから着想を得ました。
毛穴詰まりにお悩みの方は脂性肌の方が多いという傾向から、脂性肌の方でも使いやすいテクスチャーや洗い上がりのクレンジング オイルの開発に至りました。
“肌を守りながらメイクを落とす”は、どのように実現されているのでしょうか?
丸山たとえば、“アルティム8∞ スブリム ビューティ クレンジング オイルn”には、もともと高い保湿力をキープするツバキ種子油(整肌成分)が配合されています。
また2023年の秋にリニューアルしたタイミングで、肌のバリア機能を高めてくれるツバキ花エキス(整肌成分)を追加し、肌の安定性や健やかさをキープする機能が加わりました。美容液成分が約94%と豊富に配合されているので、単にメイクを落とすだけではない高い機能性を感じていただけると思います。
クレンジング オイルは洗い流してしまうものなので、美容液のように肌に浸透させるものではありません。しかし、その短い時間でも肌のキメを整えたり、ハリのある肌の土台を築いたりすることができます。
特に“アルティム8∞ スブリム ビューティ クレンジング オイルn”は、8つの肌悩み(潤い、なめらかさ、輝き、ハリ、毛穴の目立ち、透明感、ごわつき、肌の安定)に応えられるような設計になっているので、自分の肌の悩みにマッチするポイントを見つけていただきやすいと思います。
シュウ ウエムラで展開している、5種類のクレンジング オイル

ブランドのDNAを受け継ぎながら新しい挑戦を

今後の展望を教えてください。
日下創始者である植村秀の精神を受け継ぎながら、日本発のメイクアップアーティストブランドとしてより品質の高い製品作りを行っていきたいです。
また、「使うと肌がきれいになるな」「気分が上がるな」「メイクって楽しいな」という思いもお客様に提供できるようなブランドであり続けたいと思います。
「美しいメイクアップは美しい素肌から始まる」という植村の言葉があるように、シュウ ウエムラはメイクだけが美しければいいとは考えていません。
メイクの土台となる肌作りから美へアプローチする考えも、さらに広めていきたいと考えています。
またシュウ ウエムラには、“今までにないものに挑戦したい”、“周りをワクワクさせたい”という思いが根本にあります。今後もお客様にワクワクしていただける企画をたくさん用意しているので、期待していてください。
メイクアップアーティストブランドとして美容の道を切り拓いてきたシュウ ウエムラは、その経験や技術力を武器に、今後も業界をリードする存在であり続けるに違いない。テクノロジーの進化がめざましい美容業界にどのような新しい風を吹かせるのか、非常に楽しみだ。

シュウ ウエムラ ZOZOTOWN店舗トップ
https://zozo.jp/shop/shuuemura/detail/

クレンジングオイル 商品ページ
https://zozo.jp/shop/shuuemura/?p_scpid=29382

Taxt by 奥山りか

Tags

この記事はいかがでしたか?

シェアリンクをコピーしました

Related Articles

Related Database