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TAIONが開発した“着る布団”とは? 屋内でダウンを着るという冬の新提案
冬の定番アイテムとして広く浸透した「インナーダウン」。その専業ブランドとして2016年にデビューしたTAION(タイオン)は、“軽さ・暖かさ・収納性”そして“高いコストパフォーマンス”を武器に、多くのユーザーから信頼を獲得してきた。
そのTAIONが新たに、「布団を着る」をコンセプトにした「Down-comforter in Cushion(D.i.C)」シリーズの「ルームダウン」をリリース。その開発背景とこだわりについて、株式会社TAIONのPR担当である木村 貴之さんに話を聞いた。
PROFILE
木村 貴之(きむら たかゆき)
株式会社TAION
PR
発想源は「布団にくるまっていたい」という本能的な思い
「布団から出たくないときってありませんか? まだ布団にくるまってゴロゴロしていたい! っていう、まさにあの感覚です」寒い朝、暖かい布団から出る瞬間の辛さは、誰もが感じるものだ。
「いっそ布団をそのまま着られたらいいのに! という願いを叶えたいというのが、D.i.Cシリーズ開発の出発点となりました」
実際、光熱費の値上がりなどもあり、自宅でインナーダウンを着用して防寒対策をする人も増えていると聞く。
「ただ、既存のインナーダウンはアウトドアやアウターとして使うために設計されています。そこで私たちは、『家の中で、より快適に過ごす』ためのダウンに必要な機能性やデザインは何なのかを検証しました」

これまでのTAIONにも、ルームウエアとして着用できるアイテムはあった。だが基本は防風性や撥水性を求められるアウトドアウエア仕様だ。そこでルームダウンに求められるのはリラックス感と心地よさであると分析し、D.i.Cシリーズは「着る布団」のコンセプトを徹底して追求した。
「どれだけリラックスできるかが重要だと考え、心地のよい肌触り・軽さ・保温性・利便性に徹底的にこだわりました」
D.i.Cシリーズは、ルームウエア型の「ROOM DOWN WEAR with Cushion」と布団型の「DOWN COMFORTER with Cushion」の2タイプを展開する。
インナーダウンで培った知見を活かし、リラックス性を追求したルームダウン
ルームウエアの「ROOM DOWN WEAR with Cushion」はジャケットとパンツのセットアップ構成で、驚くほど軽く、着たまま眠れるほど快適な着心地を実現している。一方で「外にも出られるデザイン」を両立するため、首まわりや袖口、裾のパイピング、裏地の質感、ダウンの偏りにくさといった、細部のデザインやマテリアルまで徹底的に検証されている。
「老若男女問わず、誰でも抵抗なく着られるデザインに仕上げています。ウエストを絞ってシルエットに変化をつけられるようにもなっています」と、ユニセックスで着こなせるバランスが意識されている。
また、着用時の動きを妨げず、どの姿勢でもリラックスできる構造になっているのも魅力だ。

表地は一般的な布団と同様に、柔らかな質感の高密度生地を採用。包まれた瞬間に感じる暖かさと安心感をダウンウエアとして再現した。
中わたには800フィルパワーの高品質ダウンを使用し、TAIONインナーダウンと同程度の保温力を確保した。ダウン量も多すぎず少なすぎず、体に自然になじむ絶妙のボリューム感に調整されている。
インナーダウンの知見はウエアに止まらない。それが収納袋に着想を得た収納ギミックだ。D.i.Cシリーズは、使わないときには収納することでクッションとしても使用できるようになっている。
「この収納できるというのがTAIONらしさだと考えています」

「また着るから」と、脱いだ部屋着をソファに「出しっぱなし」にしたことがある人も多いだろう。だが、TAIONのルームダウンであれば、そういったシーンでも生活感が出ないのだ。
この収納性をより美しく保つため、ダウンパックには長方形のキルトステッチを採用した。クッション収納時の形状安定と熱の均一性という、デザインと機能の両立を果たしている。
また「冬のリビングに置いても違和感がない」ように、インテリアになじみやすい、ブラック、ネイビー、ダークチョコ、アイスグレー、ホワイトの5色展開になっているなど、細部にまでこだわりが光る。

ダウンでありながら、自宅で洗えるという利便性も見逃せない。
「洗濯機で洗うときは、洗濯ネットに入れて、洗濯時間を短めにするのが理想です。しっかり洗いたいときは、手でもみ洗いして、1分ほど脱水をかけることをおすすめします」
日常使いを前提としたイージーケア設計は、ルームダウンならではの価値である。
布団型の「DOWN COMFORTER in Cushion」はスナップボタンで簡単に形状変化でき、ポンチョやカーディガンとして着用できる。単なる掛け物としての機能性だけでなく、朝・夜・くつろぎ時間と、あらゆる生活動線にフィットする柔軟性を持っている。ブランケットタイプも用意されているので、生活スタイルに応じてセレクトできるのも魅力だ。

これまでになかったアイテムとして、展示会では「アパレル関係者の個人買いが相次いだ」ほど、業界関係者の反応も上々だという。
今後は、インナーダウンの枠を超えて展開を広げていく構想もある。
「昨年からメリノウール100%のアンダーウエアを展開しています。TAION=体温というブランド名のとおり、家の中でも外でも、快適に過ごせるアイテムを増やしていきたい」と話す。
「ダウン=外で着るもの」という固定観念を取り払い、“暮らしの中で使うダウン”という新しいカテゴリーを提案するTAION。「体温(TAION)を感じる暮らし」を提案するこのルームダウンは、冬の日常を暖かく、快適に包み込んでくれるはずだ。
Text by Junko Hayashida














