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新素材の採用でさらにバウンス感がアップ! アシックス「NOVABLAST 5」の全貌に迫る
トランポリンから着想を得た構造を採用したことによる、抜群のバウンス感が特長のアシックス「BLAST」シリーズ。その最新作となる「NOVABLAST 5(ノヴァブラスト 5)」が発売された。
ミッドソールにはFF BLAST MAX(エフエフ ブラスト マックス)を採用することで軽量性と反発性を高め、ランニング時に感じる”跳ねる楽しさ”をさらに追求したという。人気のスピードランニングシューズはどのような進化を遂げたのか。アシックスジャパン株式会社 パフォーマンスランニングフットウエア部の堀江将平さんに話を聞いた。
ミッドソール全面にFF BLAST MAXを採用
「ノヴァブラスト 5」のもっとも大きなアップデートポイントはミッドソール素材の変更。前作「ノヴァブラスト 4」では、軽量で反発性に優れたFF BLAST PLUS ECO(エフエフ ブラスト プラス エコ)がミッドソール全面に使われていたが、今作ではより反発性の高いFF BLAST MAXが採用された。FF BLAST MAXは昨年10月に登場した「GLIDERIDE MAX(グライドライド マックス)」に初採用された素材。「グライドライド マックス」のミッドソールは、トップにFF BLAST MAX、ボトムにFF BLAST PLUS(エフエフ ブラスト プラス)という2層構造だった。ミッドソール全面にFF BLAST MAXを採用したのは、「ノヴァブラスト 5」が初ということになる。
「FF BLAST MAXは、前モデルに使われていたクッションフォーム材と比較して、反発性が約8.5%高くなっています。その分だけ、バウンス感、推進力をより強く感じられると思います。踵部のソールの厚さ(41.5mm)や、ドロップ(8mm)は前作から変わっていませんが、蹴り出し時に力がかかりやすい母趾球部を厚くすることで、より跳ね返りを感じられるようになっています」


トランポリンのように跳ねる感覚が得られる構
靴底の中央部にくぼみを設け、荷重がかかった際に変形しやすくすることで、復元する力が変形した素材に働く構造は、前作そのまま。反発性に優れたミッドソール素材との相乗効果で、トランポリンのように弾む感覚が得られる。また、前作同様、接地面積が広めにとられているため、バウンス感の強い厚底シューズでありながら、安定した足運びをサポートしてくれる。
アウトソールの素材は、前作と同じくAHAR LO(エーハー ロー)を採用している。AHAR LOは耐摩耗性に優れ、硬度が柔らかめの素材。接地時のソフトさを生み出すのに貢献している。
クッション性を重視した高機能モデル「GEL-NIMBUS(ゲルニンバス)」シリーズのインールにはOrthoLite(オーソライト)を使用し、コンフォートな履き心地を実現しているが、心地よいバウンス感を追求した「ノヴァブラスト」シリーズのインソールには硬さのあるEVAが採用され、沈み込みすぎない仕様となっている。インソールも、モデルに応じて適切なものが選ばれているのだ。

幅広いレベルのランナーにフィットするシューズ
弾むような心地好いライド感で人気を得ている「ノヴァブラスト」。特に定期的にレースに出場するランナーのデイリートレーナーとして支持を集めている。日常のジョグから、スピードを上げたインターバルトレーニングまで幅広く対応する力があるからだ。また、フルマラソンを4〜5時間で走るランナーのレースシューズとしても好評だという。「ノヴァブラスト 5」ももちろん汎用性が高く、多くのランナーが自身のランニングライフに活用できるシューズだろう。
「ノヴァブラスト 5は、言うなればレスポンスに優れたデイリートレーナー。日々のジョグ、テンポアップ走に適したシューズです。すでにノヴァブラスト 5を着用したアスリート、市民ランナーからは、前作よりもクッションを柔らかく感じやすい、反発性が高い、跳ねるように進んでいける、見た目以上に軽いといった声を頂いています」
前作は軽量で伸縮性に優れたウーブン素材がアッパーに使われていたが、今作は部位に応じて編み方や孔の大きさを変え、通気性とフィット性を高めたエンジニアードメッシュを採用している。

実際に足を入れると、まず感じられるのがフィッティングの良さ。筆者がアシックスのシューズを着用するときにいつも感じることなのだが、特に踵周りのフィッティングがとても良い。踵を確実にかつソフトにホールドしてくれ、足とシューズの一体感が得られる。
走り出して感じるのがソフトな接地感と、心地好いバウンス感。前作「ノヴァブラスト 4」と比べると、柔らかさと反発性の両方が向上している印象だ。カーボンプレートが入ったシューズによくある押し出されるような感覚や、コントロールしきれない感覚はなく、ライド感はナチュラルでスムーズ。クセがなく、気がつけばいつもより1キロあたり5秒くらい速く走れているといった感覚だった。
走り出して感じるのがソフトな接地感と、心地好いバウンス感。前作「ノヴァブラスト 4」と比べると、柔らかさと反発性の両方が向上している印象だ。カーボンプレートが入ったシューズによくある押し出されるような感覚や、コントロールしきれない感覚はなく、ライド感はナチュラルでスムーズ。クセがなく、気がつけばいつもより1キロあたり5秒くらい速く走れているといった感覚だった。
気持ちよくジョグできるシューズを探している人に、ぜひお勧めしたい。
PROFILE

堀江 将平(ほりえ しょうへい)
アシックスジャパン株式会社 カテゴリー統括部 パフォーマンスランニングフットウエア部 プランニングチーム
パフォーマンスランニング事業における売り上げ計画策定や初・中級者向けランニングシューズ、トレイルランニングシューズを中心としたMD(マーチャンダイジング)を担当。ワークライフバランスを保ちつつ、空いた時間を見つけてランニングを行いながら、ランナーたちの足元をチェック。商品MDの参考になるヒントを探っている。
Text by Fumihito Kouzu














