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メキシコの“ワラチ”をルーツにした、唯一無二のフットウエアブランド「Malibu Sandals(マリブ サンダルズ)」
「お気に入りのサンダルを1足は持っておきたい」。夏が近づいてくると、そう思う人も多いのではないだろうか。そこで今回は、リラックスした雰囲気の中にも、カリフォルニアのライフスタイルや、もの作りへのこだわりが感じられるブランド「Malibu Sandals(マリブ サンダルズ)」を紹介したい。
今回は株式会社シードコーポレーションの杉山 延稔さんに、ブランドのはじまりからアイテムのことまで、深掘りしてお話を伺っていこう。
「Malibu Sandalsは2015年にアメリカ カリフォルニア州ロサンゼルス西部の街、マリブで誕生しました。創業者はKevin O’Neil(ケヴィン・オニール)という人物で、現在もマリブで暮らしています。
メキシコの伝統的な履物である“ワラチ”にインスパイアされ、それを再構築し独特のフットウエアをデザインしたのがはじまりになります」

きっかけはプロスポーツリーグ選手たちが着替えやシャワーのときに履けるサンダル
マリブというエリアは、海、山、そして街があり、カジュアルさと上品さを併せ持つ洗練された雰囲気が感じられる。そこでクリエイションするKevin氏についてもう少しお話を伺い、ブランドのヒストリーに触れていこう。「マリブの山上で暮らすKevin氏は、朝は家庭菜園を楽しみ、そのあとはサーフィンをやり、昼はMalibu Sandalsの仕事をし、夜はマリブの土地の人たちと交流する、というリラックスした環境で過ごしています。
Kevin氏が自分でビジネスをはじめたころは、Tシャツやキャップを商材としていて、アメリカのプロスポーツリーグに所縁のある彼はNBAやNHLなどの商品を生産販売していました。
その流れで、試合前後に選手たちが着替えやシャワーをするときに履けるサンダルを開発しました。それがいまに繋がるきっかけのひとつになっています。
そのころに流行っていたサンダルにはどれも彼の好みのものはありませんでした。ビーチタウンのマリブに住んでいるのもあって、普段履きができて、かつ高品質でデザイン性の高いサンダルが欲しかった彼は、『だったら自分で作ろう』と機能性や履き心地を重視しながらワラチのデザインを落とし込んだアイテム完成させ、本格的にMalibu Sandalsがスタートしました」

ブランドを代表するシグネチャーモデル「CANYON(キャニオン)
ここからは実際にMalibu Sandalsのアイテムを紹介してもらおう。先ほどから話題となっているワラチを再構築した定番中の定番というモデルから見せていただこう。「最初に見ていただきたいのは「CANYON(キャニオン)」というアイテムです。
マリブという風光明媚な地域で見られる素晴らしい渓谷に由来し、Kevin氏もトレッキングを好むことから名づけられた、ブランドを代表するシグネチャーモデルです。
Artificial Leather(人工皮革)を用いてハンドメイドで編み上げられており、人工皮革では珍しく履き込んでエイジングを楽しむこともできるのも特徴のひとつで、足馴染みの良さを実感できるアイテムになっています」


Malibu Sandalsの人気アイテム「ZUMA LX RECYCLED(ズマ エルエックス リサイクルド)」
続いて定番のCANYONと並んで新たな定番となりつつある、いまMalibu Sandalsでベストセラーとなっているアイテムを紹介してもらおう。「スライドタイプの『ZUMA LX RECYCLED(ズマ エルエックス リサイクルド)』というモデルです。
弾力性のある『スパンデックス』という素材で裏打ちされた100%リサイクル・ポリエステルのアッパーと、コルク入りEVAミッドソールが特徴で、反発性とクッション性を兼ね備え、より快適な履き心地が実感できるアイテムです。
この100%リサイクル・ポリエステルという素材も、人工皮革と並びブランドのキーワードとなる素材のひとつです。履き心地ももちろんなのですが、目を引くデザインにも注目してもらいたいです」


2025SSの新作「SOLSTICE(ソルスティス)」
Malibu Sandalsを代表するアイテムを見せていただいたところで、今年の春夏の新作アイテムをご紹介いただこう。「夏の南カルフォルニア・マリブ地区の豊かな自然を、アクティブに満喫するアイテムとして誕生した『SOLSTICE(ソルスティス)』という最新作になるのですが、Solstice=夏至を名前に冠し、トングタイプかつかかと部はフィット感を高める面ファスナーつきのバックストラップ仕様になっています。
このモデルもアッパーにリサイクル・ポリエステルを使用しており、さらに大きな特徴としてVibram社のソールを採用しています。
牽引力と耐久性の最適なバランス、予測できない不安定な地形にも対応、安定性と快適さを追求した設計、という特徴を備えたVibramソールによって快適に履いていただくことができます」

履き心地のよさが、Malibu Sandalsの良さ
Malibu Sandalsの特徴としてもうひとつ、履き心地のよさというのも大きな要素だ。“履き心地のよさが、Malibu Sandalsの良さ”といわれるほど快適なフットベッドを搭載している。これについてもお話を聞いていこう。
「つま先の部分のトゥバーというパーツは足指のつけ根にフィットして、足が前後にずれるのを防止し、歩行時の蹴り上げをしっかりとサポートするというディテールになっており、内と外側にある縦アーチは、歩行の際のバランスをサポートする設計になっています。
かかと部分のヒールカップは、かかとをしっかりとホールドし、足の向きを固定することで、足全体が正しく動かせるようにしています。これらの機能を持ったフットベッドで、Malibu Sandalsの製品は『一日中履いても疲れづらい』といわれています」

定番アイテムと人気アイテムそして最新作と、それぞれテイストの異なる、個性を持った魅力的なアイテムを見せてもらってきた。
環境に配慮された素材に、ヒッピーカルチャー、サーファーカルチャー、ビーチカルチャーなどKevin氏が好きなカルチャーの要素が注ぎ込まれたMalibu Sandals。
リラックスした雰囲気の中にも洗練されたスタイルが楽しめるものに仕上がっている。今年の夏は、足元にMalibu Sandalsを取り入れてみてはいかがだろうか。
PROFILE

杉山 延稔(すぎやま のぶとし)
株式会社シードコーポレーション
営業・マーケティング部 NSSチーム チームリーダー




















