2022.01.07

2022年、ファッションテックのトレンド予測

明けましておめでとうございます。2022年もファッションテックの最前線の情報を追い、ファッション×テクノロジーの可能性をお届けしていきたいと思います。今年も新年最初の配信は、編集部が注目しているファッションテックの動向を紹介しながら、トレンドを予測してみたいと思います!

ゲーム×ファッションの取り組みの増加

「あつまれ どうぶつの森」以降のバーチャルファッションの盛り上がりは、勢いが衰えることなく続いています。とはいえ、バーチャルなコミュニケーション空間の普及にはデバイスの問題なども残されています。そんななかで、ゲームは重要なプラットフォーム。BALENCIAGAと「フォートナイト(FORTNITE)」のコラボレーションも記憶にあたらしいですが、多くのユーザーが集うゲームでのアバター向けの衣服は、今後も多様な取り組みが期待できそうです。ゲーム内で他のプレイヤーに見せるだけでなく、ゲーム実況のようなコンテンツカルチャーも存在しているので、人目を引く衣服へのニーズも大きいと考えられます。

デジタルテクノロジーを活用した店舗の増加

未だコロナウィルスの影響は続いていますが、少しずつ街に人出が増えてきました。そういったなかで、店舗では安全に買いものができるサポートや、実店舗ならではの役割が求められています。対人の接客や商品への接触を少なく商品選びのできるAR試着、AIによるリコメンデーションといったサービスが導入される店舗も増えていくでしょう。従来は都心の特別店舗で提供されていたサービスが、より広範囲の地域で試せるようになるかもしれません。

身体をサポートする衣服の普及

衣服の新しい機能というのは温度調節や抗菌防臭といったテキスタイル製品以外には、なかなか普及が進みません。スマートウォッチがあれば心拍数も測定でき、スマホで大抵のことができてしまう。それに対して、衣服ならではという機能を生み出すことhが難しいのかもしれません。しかしながら、パワードスーツのような身体の動きをサポートするものは、これから普及が期待されるもののひとつです。農業や介護といった身体への負担の大きな仕事で、積極的に使われていくといいですね。また、ヘルスケアや介護、育児といった場面でも、スマートアパレルの事例はさらに増えていくことでしょう。

多様なデータベースの登場

多様な業務が効率化のためデジタルに移行し、バーチャルファッションのような出口として期待できる取り組み事例も増えるなかで、多様なデータベースが登場するかもしれません。アパレル産業には、まだデジタルデータ化されていないものが多数あります。また、実物としての衣服のコレクションや雑誌などの紙媒体といったモノは、劣化が避けられず、とても失われやすいものでもあります。データの活用方法や展開先が増えていくことで、データベースの構築も進んでいくと期待したいと思います。

価値観のアップデートとルールの整備

新たなテクノロジーによる新しいシステムは、新しいルールも必要とします。デジタルプラットフォームのなかでは、現在の法律や制度では対応が難しい課題も登場しています。また浮き彫りになる課題に対して、価値観のアップデートも必要とされます。こういった社会制度やルールを更新するような試みも、多様なサービスやプロダクトが登場するための重要な基盤となることでしょう。

2022年のFashion Tech News

いかがでしたか?2022年も新たなプロダクトや研究が登場することが、とても楽しみですね。今年のFashion Tech Newsも、こういった多様な取り組みを紹介していきながら、それらがファッションの未来をどう形づくっていくか考え、議論する場となることを目指し、色々な企画をお届けしていきます。ぜひ、ご期待ください。
今年も、Fashion Tech Newsをよろしくお願い致します。

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