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1万円台で“防風・撥水・UVカット”を兼備! コロンビアの夏用シェル「ライトキャニオン」は街でも山でも使える優秀作
日差しが強まるこれからの季節、街でもアウトドアでも活躍する“高機能シェル”が求められている。
突然の雨をしのぐ撥水性、日焼けを防ぐ紫外線カット機能、そして気温の変化に対応する軽やかな着心地――そのすべてを備えたのが、Columbia(コロンビア)の「ライトキャニオンソフトシェル」だ。
アウトドアブランドならではの開発力を生かしながら、自然にも都市生活にも溶け込むスマートな一着に仕上がっている。
コロンビアスポーツウェアジャパンでマーケティングを担当する内藤教之さんが、このシェルの魅力を語ってくれた。
PROFILE
内藤 教之(ないとう のりゆき)
株式会社コロンビアスポーツウェアジャパン マーケティング部
ユーザーの声を反映させた夏用シェルの最新形

ライトキャニオンソフトシェルは、毎年、異常な暑さに見舞われる現代の夏山を楽しむために誕生したシェルジャケットだ。
「開発にあたっては、求められているシェルのイメージを具体化するため、ユーザーの声をあらためてチェックしました。
雨はもちろん、稜線など風の強い場所で、風をしっかり防げること。汗による水蒸気を外に逃がしてドライな着心地をキープできること。こうしたニーズに合わせて、シェルの基本的な機能を見直しました」
他社のテクノロジーを使うアウトドアブランドが多いなか、コロンビアは自社で開発したテクノロジーを使うことで知られる。
「風に関してはソフトシェル自体に防風性と保温性があるためクリアできましたが、問題は雨でした。そこでこのモデルには、弊社独自の『オムニシールド』を搭載しました。フッ素加工物を使用しない独自の撥水加工は、素材の風合いを損なうことなく、小雨や水滴を弾きます」

袖を通してみると、軽さと同時に、動きやすさにも驚かされる。
「メインの素材には『プライムフレックス4wayストレッチ』を使用しました。
4方向に伸縮するポリエステル100%のタフタ素材は、軽量で耐久性にも優れているため、トレッキングなど激しい動きにも対応します。
重量も268g(Mサイズ)で、コロンビアのシェルの中でも軽量性はトップクラスです」

紫外線を防ぐ「オムニシェイド」が搭載されているのも、このシェルの特徴のひとつだ。
「オムニシェイドはおもに夏向けのシャツ、ショートパンツやキャップなどに使われますが、紫外線を気にするユーザーも多いため、シェルにも採用しました。この素材はUPF30を備えています」
UPFとは、衣服が紫外線(UVAとUVB)から肌を守る能力を示す指標のこと。UPF30の衣服を着用すると、素肌と同程度の紫外線の影響を受けるのに、約30倍の時間を要することを意味している。

紫外線は高度1,000mで約10〜12%強くなるといわれている。
浴びる紫外線量を減らすには、紫外線の強い時間を避けて行動したり、日陰を利用したりするのが一番だが、登山ではそれも難しい。ウエアで防ぐのが一番効率的なのである。
「さまざまなテクノロジーを自社で開発しているため、防水×サンプロテクションなど、必要に応じて複数のテクノロジーを自在にミックスできるのもコロンビアの強みです」
機能的かつ無駄のない、作り込まれたディテールワーク
シルエットはレギュラーフィットになっている。「ミッドレイヤーとしての使用も想定しているので、ダブつくことなく体にフィットするシルエットを採用しました。裾にはシルエットを微調整できるドローコードもついています。
デザイン面では余計な要素をそぎ落としたシンプルさを追求しました」

シェルはウエアでもあると同時に、ギアでもある。ディテールもチェックしてみよう。
「左右の身頃にはジップ式のポケットがデザインされています。ハンドウォーマーを兼ねたこのポケットは、容量も大きく、ちょっとした荷物の持ち運びに役立ちます」

「シェルの定番ディテールであるフードは、頭のかたちにフィットするよう立体的に設計しました。フィットを調整できるようドローコードも内蔵されています」

「夏用のシェルは、天候や気温に合わせて着たり脱いだりすることが多いため、パッカブル仕様を採用しました。折り畳んで内ポケットに収納するタイプなので、収納用のバッグを紛失する心配もありません。
購入者レビューでも、パッカブル機能は好評です。バックパックに入れておいて、肌寒いときや急に雨に降られたときなどに使う方が多いようです」
1万円台のプライスを実現できた理由は?
正真正銘のアウトドアシェルだが、予想以上にタウンユースするユーザーも多いという。たしかにデザインがシンプルなため、普段の着こなしにも取り入れやすい。
落ち着いたアースカラーやシェルのマットな風合いも手伝って、アウトドアウエア特有の土臭さは感じられない。通勤時のアウターにもよさそうだ。

コロンビアといえば、アメリカのアウトドア界を代表するグローバルブランドである。そのアウターが1万円台で入手できる点も特筆に値する。
「コロンビア製品の多くは、競合他社と比べて手の届きやすい価格に設定しています。それができる理由は、自社で開発した独自のテクノロジーを使っているからです。
他社が開発したテクノロジーを採用すると、どうしてもコストが上がってしまい、販売価格が高くなってしまうんです。
何より、『できるだけ多くの人にアウトドアを楽しんでもらうこと』がブランドのミッションのひとつ。そのために適正価格にこだわって製品開発を行っています」
コロンビアを代表する夏用シェルとなった「ライトキャニオンソフトシェルジャケット」。その存在は、ブランドの開発力だけでなく、ものづくりの良心をも象徴しているのだ。
Text by Ryota Osujo




















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