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軽井沢のトレイルで体験! 刷新されたナイキ ACGの最新プロダクト
アウトドアを楽しむための挑戦や冒険、繋がりを求めるすべてのアスリートのためのアウトドア パフォーマンスブランド、ナイキ ACG(All Conditions Gear)が、この春に刷新された。トレイルランニング、ハイキング、探検の3つにフォーカスし、アウトドア アスリートのためのパフォーマンス イノベーションをプロダクトで牽引していくという(そのためナイキ トレイルはACGへと移行された)。
そんなACGを深く理解するためのメディア向けのイベント、「ACG ADVENTURE」が開催された。
長野県・軽井沢町で開催された「ACG ADVENTURE」には、オール コンディションズ レーシング デパートメント(All Conditions Racing Department)に所属する3人のアスリート、甲斐大貴(くれいじーかろ)選手、小笠原光研選手、高村貴子選手も参加。アスリートとともに最新プロダクトを身につけてトレイルを走り、そのテクノロジーを体感することができた。その模様をレポートしていきたい。


革新的な通気性アパレル「ナイキ ACG ラディカル エアフロー」
「ACG ADVENTURE」は、ナイキ本社のプロダクト担当によるプレゼンテーションからスタートした。 「私たちのチームは年に2回、アスリートともに地球上でもっとも極端な環境にある場所へ行き、新しいプロダクトやソリューションをテストし、その状況、コンディションをより深く理解しようと努めています。たとえば雨季のコスタリカや冬のアイスランドに行き、アスリートがさまざまなコンディション下で抱える問題の解決策を探しています。
そして、ACGはトレイルランナーやハイカー、エブリデーエクスプローラーをサポートしています。トレイルランナーがより速く走ることを助け、ハイカーがさまざまな環境下で快適に過ごすことをサポートし、そしてアウトドアカルチャー、アウトドアライフスタイルをサポートしていくことが私たちの方針です。
ACGには多くの科学者、研究者が関わり、アスリートとともに多くのイノベーションを生み出しています。イノベーションこそがACGのシークレットソフトであり、スーパーパワーなのです」と、ACG アパレル&アクセサリー シニアディレクターのマイク・ミドルステター氏。

最初に紹介されたプロダクトは「ナイキ ACG ラディカル エアフロー」。トレイルランナーが高温多湿の環境下で、超長距離レースを走り抜くことをサポートすべく開発されたウエアだ。そのプロダクト名からイメージできる通り、ランナーの身体を取り囲む空気を活用し、体温上昇を抑えるのだという。
「ナイキ ACG ラディカル エアフローは、ウエア全体に空気孔を配置しています。流体力学におけるベルヌーイの定理からヒントを得て開発されたもので、空気孔は流体(気体や液体)が狭い筒を通過するときに流速が加速しながら同時に圧力が低下するという、ベンチュリ効果に着目して設けられています」

素材の選定からニットの構造まで、肌へと向かう空気の流れを加速させるためのあらゆる要素が検討され、テストを繰り返したという。空気孔については、あらゆる形状やサイズ、配置が試され、漏斗状の穴を均一に配置すると、肌に向かう空気が最も効率的に集まり、加速することがわかったとのことだ。
ナイキ ACG ラディカル エアフローを構成するのは、親水性を備えた化学構造を持つエンジニアードニット。湿度をコントロールしてくれるのはもちろんのこと、水でぬらすと、よりクーリング効果が増すという特徴も備えている。さらに、これは意外に感じられるかもしれないが、ショートスリーブよりもロングスリーブの方がクーリング性能は高いのだという。
「ナイキ ACG ラディカル エアフローは、アスリートにとってのツールです。たとえばアーミーナイフにはナイフやハサミ、ボトルオープナーが搭載されていて、キャンプのときに非常に役立つツールとなります。それと同じように、ナイキ ACG ラディカル エアフローは酷暑のコンディション下で快適に走るための画期的なツールなのです」
ナイキ ACG ラディカル エアフローについて、アスリートの声も紹介しておきたい。
「初めて着たときは、今までにない不思議な感覚で、何だこれはっていう驚きがありました。上裸でいるよりも涼しく感じるのが本当に凄いですし、ぬれたときに肌にくっつかないのも魅力です」(くれいじーかろ選手)
「特にダウンヒルとか、スピードを出せる場面で涼しさを強く感じます。そして一番凄いのは水にぬらしたときで、めちゃくちゃ冷えます。日本の夏、7月、8月は本当に暑いですけど、水をかぶるとかなり冷えるんで、おすすめです」(小笠原光研選手)
「長袖の方が涼しいというのが、とても科学的というか、技術力の高さに感心させられました」(高村貴子選手)

過酷な地形を快適に走れる「ナイキ ACG ゼガマ」
今年1月に発表された「ナイキ ACG ゼガマ」は、過酷なトレイルアドベンチャーに対応できるよう、クッション性と快適性を追求して開発されたモデルだ。 「ACGのフットウエアは、ラピッドとラギッドで構成されています。ラピッドはレスポンシブ クッショニングをコンセプトとした、トレイルを流れるように走ることができるシューズ群です。ラギッドのコンセプトはマキシマム クッショニング。ランナーを地面からの突き上げや着地衝撃から守り、トレイルを快適に走り続けることが可能にします」と、ACG フットウェア エキスパート プロダクトラインマネージャーのアンドリュー・バンバロー氏。

ラピッドの最上位に位置するのは、カーボンファイバープレートを搭載し、ミッドソールに抜群の反発性を持つズームX フォームを採用した「ナイキ ACG ウルトラフライ トレイル」。そして、「ナイキ ACG ゼガマ」はラギッドを代表する一足となる。
「ナイキ ACG ゼガマは、ミッドソールの上層、足裏近くにズームX フォームを採用し、ミッドソールの下層にクシュロン 3.0フォームを採用しています。優れたクッション性能を備えながら、安定性も高く、快適にトレイルを走ることができます。オフセット(踵部と前足部の高低差)は4mm。アウトソールには、Vibram MEGAGRIP(ヴィブラム メガグリップ)を採用しています」

「ナイキ ACG ゼガマ」についても、アスリートの声を記しておきたい。
「ナイキ ACG ゼガマはとてもグリップが効いて、安定性も高く、トレイルランニングをこれから始めようとしている人も安心して履けるシューズだと思います。5月に開催された上田スカイレースをゼガマで走ったのですが、特に下りの場面で高い安定性を感じることができました」(高村貴子選手)
「安定性とグリップ力が高く、岩場や狭いトレイルを進むときも、スムーズに足捌きができる印象です」(小笠原光研選手)
「ナイキ ACG ゼガマは、テクニカルな路面でも安心して走ることができます。クッション性も高いので、特にロングのレースに向いているのではないかと思います。ロードのシューズに近い感覚で走れるので、普段ロードを走っている人におすすめしやすいシューズですね」(くれいじーかろ選手)

実際に「ナイキ ACG ラディカル エアフロー」と「ナイキ ACG ゼガマ」を着用して、軽井沢のトレイルを走ったのだが、特に「ナイキ ACG ラディカル エアフロー」には驚かされた。一般的な吸汗速乾機能を持つランニングウエアと比べても明らかに涼しく、非常に快適だった。機能美を感じる個性的なスタイルも印象的で、これぞACGだと感じるプロダクトだった。
一方の「ナイキ ACG ゼガマ」は、クッション性、安定性のバランスが良く、グリップ力にも優れている。多くのランナーにフィットするシューズだろう。
Text by Fumihito Kouzu

















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