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着脱しやすく暖かい! デサントの技術力を結集した新世代ウィンターブーツ「D.Trace」

2025.01.08
朝、窓から外を見ると、地面にうっすら雪が積もっている。そんな日のために、暖かくてすべりにくいウィンターブーツを用意しておきたいところだが、この手のブーツは丸っこいデザインが主流で、服装に合わせにくいものが多いのも事実だ。
その点、DESCENTE(デサント)の「D.Trace(ディートレース)」はひと味違う。
スキーウエアの開発で培われたテクノロジーやヴィブラムソールによる優れた機能性を備えながらも、スマートなフォルムやミニマルなデザインによって、今どきのスタイリングにも調和するファッション性が付与されているのだ。
開発に携わったデサントの担当者が、精悍な顔つきに秘められた実力を語る。

PROFILE

生野 貢希(しょうの こうき)

DESCENTE フットウエアマーケティング部マーケティング課 商品企画
2019年入社。スポーツ用フットウエアの研究開発拠点「DISC(DESCENTE INNOVATION STUDIO COMPLEX) BUSAN」にて、ランニングシューズの企画開発を担当した経験を持つ。今年の4月から現職。趣味はサッカー観戦とランニング。

ブランドの叡智を結集させたウィンターブーツの新シリーズ

DESCENTEといえば、『DESCENTE ALLTERRAIN (デサント オルテライン)』のダウンジャケットが何かと話題ですが、ウィンターブーツも作っていたんですね。
はい、ウィンターブーツは2020年の秋冬シーズンから展開しています。なかでも昨年デビューした「D.Trace(ディートレース)」シリーズは、スキーブランドをルーツとするDESCENTEのテクノロジーを注ぎ込んだ自信作です。
ブランド名はDESCENTEの頭文字である「D」と、英語で「形跡」を意味する「Trace(トレース)」を組み合わせたものです。
誕生の経緯を教えてください。
新しいウィンターブーツを開発するにあたって、ユーザーの声を抽出したところ、「デザインが野暮ったくて、普段の服装に合わない」という声が多かったんです。
たしかに、これまでのウィンターブーツは、機能性重視の傾向があって、デザインが大味なものが少なくありませんでした。そこで「雪山にも行けて、都会にも合うウィンターブーツ」を開発することにしたんです。

無駄のないミニマルなデザインが幅広い着こなしにマッチ

「DTRACE LU HI AGAT」各26,400円(税込)
たしかにスタイリッシュです。スーツやジャケパンとの相性もよさそうです。
シリーズの代表的なモデルである「DTRACE LU HI AGAT」を例に説明しましょう。
ウィンターブーツは丸っこいフォルムが主流ですが、このモデルはノーズを長めにとることで、すっきりとした顔つきに仕上げました。余分な装飾性を削ぎ落としたミニマルなデザインのおかげで、合わせる着こなしも選びません。
また、オールブラックやグレーのカラーリングには、都会的なイメージを強めるだけでなく、雪による汚れが目立ちにくい、という実用的なメリットもあります。
スリムになると、その分、着脱がしにくくなるのでは?
玄関で靴を脱ぎ履きする日本では、着脱のしやすさは靴の重要な機能のひとつです。そこでハイカットのモデルにはサイドにジップをあしらいました。さらにゴム紐を使ったオリジナルのシューレースシステムを採用しているため、紐を結ぶ必要もありません。後足部のコードは指を引っ掛けて着脱をサポートするための工夫です。
レザーのようなアッパーも落ち着いた雰囲気です。
アッパーにはオリジナルのマイクロファイバーの合成皮革を使っています。もちろん、雪や雨にも対応できる透湿防水設計です。完全防水とまでは言えないのですが、検査機関では、深さ5cmの水に2時間浸しても、防水効果が持続することが検証されています。雪山にも十分対応できるスペックです。

ヴィブラムと共同開発したアウトソールを搭載

汎用性といい、機能性といい、まさに、かゆいところにちゃんと手が届く一足です。では、アウトソールについて教えてください。
アウトソールはウィンターブーツの生命線です。我々がパートナーに選んだのはイタリアのヴィブラムでした。特にアウトドアシューズの分野において、ヴィブラムほど高い技術力と豊富なノウハウを持っている企業は他にありません。
共同開発したアウトソールは、最高クラスのグリップ力を持つ「Arctic Grip A.T.(アークティックグリップオールテレイン」をベースにしたものです。
Arctic Gripラバーは低温に対応できるコンパウンドと表面の超微細な凹凸によって、ぬれた氷の上でもしっかりと路面を掴む高性能ラバーです。低温にも強く、−20℃まで硬化することなく、パフォーマンスを発揮できます。
さらにアウトソール本体に「XS Trek Evo(エックスエス トレック エヴォ)」を採用することで、湿度に左右されることなく、あらゆる路面で強力なグリップ力を発揮します。
パターンにはソールに細かいラグを配置した「Traction Lug(トラクション ラグ)」設計を採用することで、優れた安定感も確保しました。
履いて歩いてみましたが、足がピタッと止まります! あと、なんとなく靴の中が暖かい気が……。
肌が触れる部分にDESCENTEが開発した「HEAT NAVI(ヒートナビ)」を採用しているんです。これは太陽光の赤外線を含むほぼすべての光の波長を熱へ変換する蓄熱保温素材。また、インソールの表面にもベルセラという蓄熱素材を採用することで防寒性を高めています。
クッション性もしっかりしています。
インソールには、「Ortholite(オーソライト)」を搭載しています。クッション性や耐久性に優れるだけでなく、足裏に隙間なくフィットしてヒール部分の安定感を高め、力を無駄なく伝えることでスムーズな歩行をサポートします。通気性に優れるため蒸れにくく、抗菌効果によってニオイの発生も防ぎます。
左から「DTRACE PAD HI AGAT」27,500円(税込)、「DTARACE UNC MID AGAT」23,100円(税込)、「DTRACE MC HI AGAT」30,800円(税込)
デザインのバリエーションも充実していますね。
シューレースのないシンプルなブーツやスニーカー感覚で履けるミッドカットのバージョンなども用意しています。なかでも「DTRACE MC HI AGAT」は、アッパーにはっ水加工を施したナチュラルレザーを使用したモデルです。
「D.Trace」をどんな人に履いてほしいですか?
これまでDESCENTEのウィンターブーツのユーザーは、北海道など積雪量の多い北国にお住まいの方が中心でした。ですが、このモデルはもっと可能性を秘めていると思います。
北国以外の都会に住んでいる方でも、冬の雨の日や寒い日のお出かけ用ブーツとして使ってほしいですね。デザイン、機能性ともに、それだけのポテンシャルを持っている靴だと思います。
守備範囲は雪山から街中まで。「D.Trace」は優れたSUV車のように、ロケーションや天候を問わず、あらゆる道を力強く踏破するのだ。

■アイテムの詳細
D.Trace ブランドサイト

Text by Ryota Osujo

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